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Posted by ミリタリーブログ  at 

2014年06月21日

『アメリカン・ソルジャーズ』

『アメリカン・ソルジャーズ』を見た。
前回見た『アメリカン・ソルジャーズ 真実の戦場』と同じタイトルだったのでへぇーと思って何の気なしに見たんですが、こちらはイラク戦争の話でした。
「米軍のある部隊の一日」という感じ。
このタイトルから素直に想像されるような「過酷だけど米軍頑張ってます」な内容だと思います。
真実~の方はなんで邦題があれになったのかホント不思議。

戦闘シーンではRPGが景気よくバスバス撃ち込まれてるんですがなかなか米軍車両に当たらなくて、アレ?という感じ。
RPGってそんなに命中率低いんだろか。
でも救援のヘリはRPGで撃ち落とされてたし、主人公はなかなか死なない法則みたいなものなのかな。

作品自体はB級っぽい印象ですが、イラクのために戦地に来たのに何故イラク人に殺されなければならないのかという疑問(不満?)、テロリストと間違えて子供を殺してしまった苦悩、それに捕虜虐待、米軍の誤爆等にも触れていました。

印象に残ったのはイラク警察の警部補(確か)です。
元々の警官達は亡くなってしまったから家族が遺志を継いでいるということだったと思う。
部下の一人がテロリストだったとわかり「部下を信じられずに誰を信じたらいいんだ」と漏らしたり、米兵が去る時には「一緒に行けたらどんなにいいか」と言ってたりとなんだか悩み多そうな人です。
米軍は戦争が終われば国に帰れるけど彼はそうはいかないですしね。


ここまで書いておいてなんですが、最後の10分は見てません…というか見れなかった。
DVDが上手く再生できなかったもので。
突然映像が切れ切れモザイクになってびっくりしたー。
レンタルショップの人に「これ途中で止まりますよー」と伝えたらレンタル無料券を頂きました。
恐縮です!
今度は何借りようかな~。  


Posted by 泥田ミジンコ  at 18:00Comments(0)映画

2014年06月14日

『アメリカン・ソルジャーズ 真実の戦争』

『アメリカン・ソルジャーズ 真実の戦争』を見た。
ベトナム戦争時の米兵によるソンミ村虐殺事件を題材とした映画ですが、なんというか、すごく安っぽい!
ヘリとか一目で合成とわかるのでかなり古い作品なのかと思ったら2010年の作品だった。
なんてこと…。

戦闘シーンがやたらワーワー騒いでうるさい印象で、リアルな戦闘を目指しているわけではなさそうな感じ。
恐らく最も見せたいシーンは虐殺シーンだろうから、前半の戦闘シーンは作中で米兵が虐殺に向かう動機づけとしてあるだけっぽい。
逆に虐殺シーンは力入れてる。
時間的にも長いし特殊メイクもすごく痛々しい。
ヘリの合成はなんだったんだと思ってしまった。

あと、「アメリカン・ソルジャーズ」なんてタイトルだとどうも誇り高き米兵!みたいな内容を想像してしまうけど、なんで邦題これになったんだろう?
原題は『My Lai Four』だそう。
虐殺が行われたソンミ村ミライ集落を米軍がそう呼んでいたと冒頭で語られている。

あとこれは単に私が人の顔の識別が下手なだけかもしれないけど、主人公一家も途中で撃たれてたような…?
ラストシーンに主人公の女性(ミライ集落の人)と子供が出てきてアレッ?!となってしまった。

いかにもな安物映画だし虐殺シーンが作品の約半分を占めてるし虐殺も本当に胸が悪くなる内容ばかりだしカリー中尉は甲高い声でキャンキャン喚いて「俺が神だ!」とか言っちゃうし、あんまりオススメできない作品でした。
見ててグッタリしてしまった。  


Posted by 泥田ミジンコ  at 18:00Comments(0)映画

2014年06月07日

『フルメタル・ジャケット』

先日『フルメタル・ジャケット』を見ました。
ミリの人たちの間で時々話題になってる「ハートマン軍曹」という人はいったい何者なのか気になっていたので。
とにかく厳しい人らしいというのは知ってたけど、想像を絶する厳しさ、そして下品さでしたw
あそこまで淀みなく滑らかに人格どころか出自や家族までこき下ろしてるのを見ると、なんというか、怖いという気持ちなど吹き飛んでなんだか清々しい気持ちになってしまった。
ハートマン軍曹すごい。

様々なシーンが印象に残りまくりの本作ですが、一番好きなシーンはラストのミッキーマウス・マーチです。
破壊された街・燃え盛る炎を背景に場違いに明るいミッキーマウス・マーチを歌いながら進む兵士たち…という、ギャップ激しいというかシュールすぎてかっこいいというか、そういうところが好きです。
「クソ地獄の中でそれでも生きてる」みたいなモノローグが活きると思う。
「この作品はこれを見せるためにあるのか」と思わせるようなラストを用意している作品、好きです。

原作も読んでみたいな。  


Posted by 泥田ミジンコ  at 22:36Comments(0)映画